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眼科看護師って楽だけどキャリア詰めない。独特な環境で新人看護師には不向き
- 2015/9/10
- 意外に知らない隣の診療科
眼科看護師の仕事内容と眼科ならではのメリットついて細かく調べてあります。どのような看護師さんに向いているかも紹介していますので、眼科で働いてみたい看護師さんは転職する前に参考にしてください。
眼科ならでは専門性を学べる
人間の器官の中でも、目は独自の働きをしています。眼科特有の病気もありますし、治療法や検査法が学べるのは眼科ならではのメリットです。検査にしても他の診療科目のクリニックではまず扱わないような眼圧の測定機器の使い方も学べますので、将来眼科クリニックでずっと働きたいという看護師にとっては、さまざまなことが吸収できるでしょう。眼科クリニックの中には手術室を持っているところもありますので、手術に立ち会い、その過程を学ぶこともできます。
手術中の器具出しや医療機器の操作に経験が必要
手術室をもつ眼科クリニックの場合、看護師にはオペ室看護師のような役割が求められます。手術前の準備や患者や家族への説明、手術中の器具出し、手術後の後片付け、患者の様子を観察することなど、多くの仕事をしなければなりません。また眼科クリニック特有の医療機器の扱い方も覚える必要があります。
しなければならないことは多数ありますが、操作法や要領を覚えるまで辛抱づよくこらえることができれば大丈夫です。
手術後のケアも看護師の仕事
眼科クリニックでは、緑内障や白内障、網膜剥離などの病気に対して手術を行います。
白内障の手術は15~45分程度で終了しますし、緑内障は約1時間程度で終了します。
手術が終わった後も、看護師のケアは続きます。患者が痛みを訴える場合のケア、また合併症や感染症にも気をつけなければなりません。自宅に帰った後の注意点なども伝えておく必要があります。手術後に不安になる患者もいますので、優しく丁寧に接する必要があります。
デリケートな部分の治療なので、心のケアも必要
視力は人間にとってとても大事なものです。また眼球は筋肉のようにトレーニングで鍛えることができません。デリケートで繊細な部分ですし、痛みにも敏感です。そのため目の病気になった人は、体がどれだけ健康でも、心が弱くなっているものです。手術は成功するのだろうか?失明したらどうしよう?手術は痛くないのか?など、患者の不安に答えてあげる落ち着きと優しさが必要です。看護師が曖昧な返事しかできないと、患者はさらに不安になってしまいます。
クリニック勤務は夜勤がないので、肉体的・精神的負担が少ない傾向
入院用のベッドをもたない眼科クリニックは、朝8時から夕方6時までと診察時間が決まっています。土曜日は午前中で診察終了、日曜日と祝日は休みなど、休みが定期的にとれる場合がほとんどです。そのため小規模クリニックに勤務すれば夜勤・交代勤務がないため肉体的な負担が少なくてすみます。忙しい看護師や私生活を大事にしたい方にも向いている職場です。眼科クリニックは人気のある職場なのです。
小規模な病院では給与が低めなのが難
これは眼科に限った事ではありませんが、小規模なクリニックでは給与がかなり低くなる傾向があります。まず夜勤や交代勤務がないことから各種手当が支給されません。またパートやアルバイトでしか採用されないとなると、賞与が支給される可能性が低くなりますし、各種保険にも加入できません。給与が少ないにしても、できれば正社員として採用してくれるクリニックを探したいものです。残業代をカットされることもありますので、事前に確認しましょう。
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眼科看護師は、眼科特有の専門性を学ぶには絶好の環境にいると言えます。その道を極めたいのなら、まずは眼科の世界に飛び込みましょう。