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急性期病院(病棟)の看護師はとっても大事にされている。新人や新卒の定着率が高い病院を探せ!
- 2015/9/1
- 知ってるつもりの現場
急性期病院(病棟)の看護師の仕事内容やメリットなどを詳しく説明しています。急性期病院(病棟)に転職を考えている看護師さんの参考になる記事です。特にスキルアップ、給与アップを望む看護師さんには転職先の候補になると思います。
急性期病院、経験するなら若いうちが有利って本当?
急性期病院では患者が急変する可能性も高く、緊急に検査や手術を行うことも決して珍しくありません。体力や気力が必要な場面も多々あるため若い看護師は有利、というイメージがあります。「最初に仕事をするなら急性期病院」という意識をもつ新人看護師も多いため、新卒者が急性期病院に入職する割合も高い傾向にあります。
ただスキルアップや病院の福利厚生を目的にベテラン看護師が急性期病院へ転職するパターンもあり、急性期病棟は必ずしも「年をとると不利」とは言えません。
残業や休出の連続で、プライベートな時間が全然ないんじゃないの?
急性期病院は患者の容体がいつ急変するかわからない面があるので、看護師が、突然の残業や休出などの対応をすることがあるのは事実です。ハードな仕事内容のため、実はものすごく看護師を大事にしている病院が多いです。このような背景から、看護師一人に大きな負担がかからないように配慮されてきているので、実はものすごく働きやすいのです。
急性期の病院では看護師がプライベートな時間をもつことができない、というのは極端な意見です。
子どもがいたら、急性期病院(病棟)勤務は厳しいような……
小さな子どもがいたら急性期病院での勤務は厳しい――そう考えている方も少なくないと思います。患者の急変対応に追われ、残業、残業の連続ではないか?そう思うと急性期病院は避けてしまうという発想も理解できます。
けれども最近の急性期病院は院内に保育所を完備し、子育て中の看護師は時短勤務を推奨するなど「ママさん看護師」が働きやすい環境に力を入れています。子どもがいても急性期病院で働ける環境はあります。
認定看護師や専門看護師になりたいなら、急性期病院は狙い目
認定看護師や専門看護師の中でも、急性・重症患者看護や救急看護、新生児集中ケア、手術看護、小児救急看護などは急性期病院でなければ学ぶことはできません。もちろん慢性期の患者に対する認定看護師や専門看護師の資格もありますが、前述のような資格をとろうと思えば、そして取得した後に十分生かすことを考えれば、急性期病院で経験を積むことが大切になります。大規模な病院なら症例も多く経験することになりますので、取得したい資格に合わせて急性期病院を選ぶことも「あり」です。
最先端医療を学びたいなら、急性期病院が有利?
急性期病院では緊急性のある患者が毎日やってきます。特殊で専門的な検査が必要になる患者も大勢います。そのためには最新型の医療機器を導入し、活用しなければなりません。
慢性期の病院では緊急手術や最新医療機器を使った検査が行われることは少ないでしょう。「国内初、最先端医療機器××導入」と謳う病院は、たいてい規模の大きな急性期病院です。最先端医療を学ぶなら急性期病院が有利。
福利厚生のしっかりした病院で働きたいとき、急性期病院の求人を探すべし!
急性期病院の中でも、病床数は100床以上ある中規模、大規模な病院は福利厚生がかなりしっかりしています。独身寮があるのはもちろん、院内保育園が完備され各種社会保険(厚生年金や健康保険、退職金制度)にも加入していることが多い傾向があります。将来のことを考えると厚生年金や退職金制度の有無はチェックしていきたいところ。退職金が出る、出ないという面だけでも生涯年収で数千万円の開きが出てしまいます。
急性期病院の看護師求人探す時の狙うポイントは離職率の低さ。選ぶなら看護師求人サイトで
急性期病院といっても、その規模や経営母体、運営方針などで働きやすさや福利厚生などに大きな差がつきます。離職率の低い良質な転職先探しは、看護師業界に精通した看護師求人サイトへ。
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まとめ
急性期病棟は一般的に離職率が高い、と言われています。入職してすぐの新人看護師や新卒看護師がすぐに辞める傾向にあるので、新人看護師の離職率を調べると、その病院の良さを知ることができるでしょう。
条件の良い求人を探すことが、スキルアップや給与アップにもつながるので、できるだけ多くの病院情報を調べましょう。