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自宅療養の患者のケアが訪問看護師の役割。ちょっと仕事内容や役割を覗いてみませんか?
- 2015/9/8
- 知ってるつもりの現場

訪問看護師の仕事内容と役割について詳しく説明しています。どのようなタイプの看護師さんに適性があるのかも紹介していますので、訪問看護師に興味のある看護師さんは転職前の参考になる記事です。
自ら進んで外にでる、積極性のある人は適性あり!
訪問看護は病院や企業の中で看護師の仕事をしながら患者や依頼者を待つ、というスタイルではありません。自ら進んで車を運転し、またバイクや自転車にまたがり患者の自宅に出張して看護サービスを行います。そのため一番必要とされる資質は「積極的に外に出て行動できるか」どうか。施設の中から一歩も動きたくない、出不精の看護師では適性がありません。誰とでも積極的に話しができ、心の壁を作らないオープンな人柄の看護師は向いています。
人とのコミュニケーションがとれるなら進むべし
訪問看護は毎日いろいろな家庭を訪問し、患者と向き合う仕事です。毎日同じ人と顔を合わせ、狭い人間関係の中で完結することはありません。そのため知らない人とでも積極的に言葉を交わし、すぐに親しくなれる人物であれば訪問看護の世界に向いている可能性大です。また高齢者の自宅を回ることが圧倒的に多いため、高齢者に対応することが苦手ではない人、おじいちゃんおばあちゃんが好きだという方も適性があります。
日勤が主体の仕事なので、ママさん看護師に最適
訪問看護は主に日中、指定された家庭を訪問して看護サービスを提供します。夜勤は基本的にありません。ある程度の時間で仕事が終わりますので、小さなお子さんをもつママさん看護師や、家事が忙しい看護師に向いています。また土日が休みの職場もあり、子どもの休みと合わせやすいのもママさん看護師におすすめできるポイントです。土日が休める割に給与が比較的高いので、人気があるのが訪問看護です。
派閥や人間関係が苦手……そんな方にはピッタリ
訪問看護では看護師同士ペアで看護を行うこともありますが、一人で看護を行うことも少なくありません。狭い人間関係の中に押し込まれることがなく、上司や部下との関係もありませんので「人間関係に疲れた」「人間関係が鬱陶しい」看護師が訪問看護に転職することもあります。一人で車を運転し、一人で仕事ができる気楽さ。そんな気楽さを覚えてしまったら、もう病院には帰れません。
事務作業は多め、でもPCの操作はすぐに覚えます
訪問看護に携わる看護師は、書類作成に追われていると言われています。訪問看護から事務所に帰ってくると看護記録の記載から始まり、利用者へ請求する利用料金を計算したり入力する仕事もありますし、毎月の訪問看護計画書の作成なども行います。PCでの書類作成は多いと感じるかもしれませんが、慣れれば操作も早くなり苦にならなくなります。また専用ソフトを開発し、書類作成の時間を短縮している職場もあります。
研修が充実した求人先もあり!未経験でも安心して働けます
「訪問看護の仕事は初めてだから不安」という方でも安心して働けるのが訪問看護の世界です。職場や運営元によっては、研修会や勉強会が充実しています。入職時に経験がなければ、先輩看護師に数か月間同行し、仕事の内容を覚えていきます。車の運転が苦手でも、知らない街をいきなり一人で走りなさい、ということはありません。未経験者でも安心して働けるのが訪問介護の良い所です。
訪問介護の仕事を始めるなら、看護師求人サイトを上手に利用しましょう
訪問介護が初めてという看護師でも、研修制度が充実した職場ならスムーズに仕事ができます。そんな優良求人は看護師求人サイトで探しましょう。離職率の低い訪問看護の職場がきっと見つかりますよ。
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少子高齢化で訪問看護の仕事は今後ますます増える見込みです。人と接することが苦ではない方、家事と育児を両立したい方は、一度訪問看護の仕事に挑戦してみてはいかがでしょうか?